2024.09.30
原作『呪術廻戦』連載完結
TVアニメ『呪術廻戦』第2期 御所園翔太監督からのお祝いイラスト&コメントを公開!!
「週刊少年ジャンプ」2018年14号(同年3月5日発売)で連載を開始した大ヒットコミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。9月30日発売の2024年44号にて物語は完結を迎え、6年半にわたる連載を終了します。
併せて、コミックスがシリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)を突破したことも発表されました。
連載完結に合わせ、TVアニメ『呪術廻戦』第2期 御所園翔太監督からのお祝いイラスト&コメントを公開!!
「もしや自分には才能が有るのでは。」と思い動画としてアニメ業界に入ったが1年程で挫折し辞めた。
その後呪術廻戦の連載は始まった。
自分が見て育ったものが詰まっている作品だった。同年代の作者であることを悟った。
絵がうまい人の腕を食べれば絵がうまくなるというが、虎杖は人の指を食べて強くなった。
そこまでのガッツや聡明さは自分にはなかった。
幸いSNSを通じて原画としてアニメの仕事に復帰することができた。
少しして仕事場の友人と回転寿司屋に居る時、その友人宛に呪術廻戦の原画の依頼のメッセージが届いた。
「好きな漫画だから俺やるって返事しておいて」と友人に頼んだ。アニメ呪術廻戦に関わったのはそこからだった。
1期は朴さんが監督だった。
大変そうだという理由で受けるか迷ったが、コンテ/演出の仕事を初めてもらえた。
その時は、自分が2期の監督をすることになるとは全く思っていなかった。
監督は大変な仕事だった。
呪術廻戦の作業をしている間、芥見先生の仕事に思いを馳せることもあったが単純な物量だけでもはかり知れなかった。
6年半もの間、週刊で漫画を描き続ける仕事というのはどんなものなんだろう。
どれだけ大変な仕事なんだろう。
その呪術廻戦が終わる。
芥見先生、本当にお疲れ様でした。
御所園 翔太